2019年2月に実施された<1級海技士(通信)、1~3級海技士(電子通信)>国家試験問題を掲載します。
1(一)設置場所による水密隔壁の種類をあげよ。
(二)船の全長(Loa)と垂線間長(Lpp)を略図で示せ。
2(一)次のトン数を説明せよ。 (1)載貨重量トン数 (2)国際総トン数
(二)霧中航行中の船位測定法を2つあげ、それぞれについて説明せよ。
3(一)日本付近における冬の一般的な気圧配置の型と特徴について述べよ。
(二)発生原因別による霧の種類を3つあげよ。
4(一)一般商船において、火災などの非常の場合における作業についての海員の配置は、どのようにして知るか。
(二)岸壁係留中、荒天が予想される場合には、どのような荒天準備をしなければならないか。
5海上衝突予防法に関する次の問いに答えよ。
(一) 海上衝突予防法では、航法については3つの節に分けて定められている。「視界制限状態における船舶の航法」のほか、どのような状態における船舶の航法について定められているか。
(二) 視界制限状態における汽笛信号の1例をあげよ。
6(一)海上交通安全法施行規則によると、緊急用務を行うための船舶が緊急用務に従事している場合は、どのような灯火を表示しなければならないか。
(二) 港則法の「灯火の制限」に関する規定を述べよ。
7(一)船員法の規定により、船長が船内に備え置かなければならない書類をあげよ。
(二)下の枠内は、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の規定であるが、( )内に適合する語句を番号とともに記せ。
第2条 何人も、船舶、海洋施設又は航空機からの ( 1 ) 、有害液体物質等又は( 2 ) の排出、船舶からの有害水バラストの排出、( 1 )、有害液体物質等又は( 2 )の海底下廃棄、船舶からの排出ガスの放出その他の行為により海洋汚染等をしないように努めなければならない。
以上 ㈱無線通信社提供