海技士国家試験問題<1級海技士(通信)、1~3級海技士(電子通信)> (2020年7月実施)
1 (一)設置場所による水密隔壁の種類をあげよ。
(二)次の(1)及び(2)についてそれぞれ説明せよ。(1)喫 水 (2)二重底
2 (一)船用主機関の種類を1つあげ、その特徴を2つ述べよ。
(二)船の航海計器の名称を2つあげ、それぞれの用途を述べよ。
3 (一)日本付近の天気に影響を及ぼす高気圧の名称を4つあげよ。また、そのうちの1つに
ついて、現れることが多い時期とそのときの天気の特徴を述べよ。
(二)日本近海を流れる海流の暖流と寒流の名称をそれぞれ2つずつあげよ。
4 (一)洋上を航行中、荒天になることが予想される場合には、どのような準備をしておかな
ければならないか。4つあげよ。
(二)一般的なびょう泊法である「双びょう泊」及び「2びょう泊」をそれぞれ略図で
示せ。
5 海上衝突予防法及び同法施行規則に関する次の問いに答えよ。
(一)マスト灯、げん灯及び船尾灯の射光範囲をそれぞれ図示せよ。
(二)遭難信号には、どのような信号があるか。3つあげよ。
6 (一)海上交通安全法及び同法施行規則に定める巨大船の航行に関する通報事項を5つあ
げよ。
(二)港則法の「喫煙等の制限」に関する規定を述べよ。
7 (一)船員法によると、船長は、自己の指揮する船舶に急迫した危険があるときは、どの
ような処置をとらなければならないか。
(二)下の枠内は、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の規定であるが、(1)、
(2)内に適合する語句を番号とともに記せ。
第2条 何人も、船舶、海洋施設又は航空機からの(1)、有害液体物質等又は(2)の
排出、船舶からの有害水バラストの排出、(1)、有害液体物質等又は (2) の海底下廃
棄、船舶からの排出ガスの放出その他の行為により海洋汚染等をしないよう に努めなけ
ればならない。
以上 ㈱無線通信社 提供